押しも押されぬビッグクラブとなった浦和レッズ。さらなる躍進が期待されます。

2019年のJリーグは浦和に注目しよう

首都圏にホームタウンがある浦和レッズは、営業収益のほか入場料収入・物販収入などあらゆる面でJリーグ1位をキープしている国内最大のプロサッカークラブです。
そんな浦和は2010年前後の不振を脱して2016年に9年ぶりのタイトルを獲得したのに続き、2017年には2度目のACL制覇を達成して押しも押されぬビッグクラブとなりました。
2018年12月には天皇杯優勝を果たし2019年度のACL出場権を獲得しましたが、クラブ側も両方のタイトル獲得を目指す中で積極的な補強を行う事を決めます。そして、12月に代表クラスの選手を2人獲得したほか、年が明けてからもマリノスから1人、ポルトガルリーグから1人の大物選手を獲得しました。
そして浦和レッズは完全に同じレベルのチームを2つ作れるだけの戦力を保有する事に成功し、2019年の布陣に関しては過去最強との呼び声が高まっています。
具体的には、FWの杉本健勇は近年輝かしい活躍を見せている現役日本代表選手で、2019年に2トップを組む事が予測される興梠慎三と2017年には得点王の座を争いました。さらにはFWにオーストラリア代表のナバウト、元日本代表の武藤雄樹なども所属しており、盤石の体制となっています。

MF・DFに関してもレギュラー争いはし烈ながら、最大の注目は左サイドバック(ウイングバック)です。
このポジションでは2018年3月に代表デビューした宇賀神友弥とマリノスから移籍してきた現役日本代表の山中亮輔が一つの枠を巡って戦っていくことになります。
レギュラー争いが激しく各選手が互いを高めあっていく中でチーム全体のレベルが上がっていく可能性を秘める浦和は、2019年にさらなる躍進が期待されます。