日本サッカー豆辞典

サッカー日本代表の弱さは決定力不足とサッカースタイルの不一致。

ストライカーがいないサッカー日本代表

サッカー練習

日本サッカーのW杯での最高順位はベスト16です。アジアカップでも4回の優勝をするなどアジアではイラン、オーストラリアに続いて3番目の強豪です。しかし、それはアジアの中での話であり、アフリカやヨーロッパなどの強豪と戦うとフィジカル面やメンタル面、技術面で劣り、勝つのが難しいというのが日本代表と言えるでしょう。

なぜ日本代表は弱いのでしょうか。それにはいくつかの理由が考えられます。
一つは決定的な強力なストライカーがいないということです。海外を見渡してみれば、クリスティアーノ・ロナウドやメッシ、レバンドフスキなどサッカー強豪国には必ずと言っていいほど強力なストライカーが存在します。
日本のライバル国である韓国は、ソン・フンミンというイングランドプレミアリーグで活躍しているストライカーがいます。

ストライカーが強力であればあるほど、ディフェンスも2枚、3枚と付かなければなりません。そうなると相手ディフェンスが崩れ、そこに他の選手がパスを受けるスペースが生まれます。また、ストライカーが攻めても良いし、パスを出して攻撃の幅を広げることもできますから、強力なストライカーがいるだけで攻撃のバリエーションを増やすことができます。

これに対して日本サッカーはずっと決定力不足に悩まされており、点を取れる強力なストライカーが育たないのが現状です。
日本はこの決定力不足を補うために、組織力を生かしたパスサッカーをしてきました。そうして、決め手には欠けるが華麗なパスワークから相手の隙を作り、その一瞬の隙をついて得点を積み重ねてきたのです。

ハリルホジッチ体制になってからは1対1のデュエルと縦に強いサッカーが強調されすぎる部分があり、今までの強みであった組織力が影を潜め、従来の日本にはそぐわないフィジカル重視のパワーサッカーに重点が置かれています。
このサッカースタイルが日本代表に合致していないという点が、日本サッカーがチグハグで弱いと言われる原因でしょう。

ゴール

しかし、裏を返せばフィジカルを鍛え上げたうえで、デュエルで相手選手に勝ち、組織的なパスサッカーもオプションとして加わることができれば、日本サッカーは大きな躍進を遂げることができるはずです。

日本サッカーはまだまだ発展途上にあります。
フィジカルを鍛え上げてデュエルに勝つという部分は従来の日本サッカーの課題であったはずです。そうした一つ一つの課題を解消していくことが今後の日本サッカーの向上に繋がっていくでしょう。